5月3日(水) 明石のタコ釣り


久々に本土上陸。

海亀さんのお船で今期初のタコ調査に同行させていただくことに。



ここ数年はタコ&アオリと軟体系専門船になっているという海亀号。

昨年は魚出船は2回だけだったそうな。


タコシーズンの始まり?まだ走りということで

数釣りはできそうにないけど、大型の出る可能性はある。


目標は10杯&2kgアップの大ダコ。



タコエギ・アオリ用エギ・コウイカスッテ…

全て200〜300円程度の安物。

アオリと違ってエギの姿勢や動きにこだわらなくてもいい。


私はコウイカスッテの抱き合わせから

海亀氏はエギからスタート


タコ狙いの遊漁船も5月からはじめたようで

まだ情報は集まっていない。

一船50杯程度釣れているそうだが



この人数乗ってて船中50杯なら 一人0〜3杯?



まずは浅場から … 浅っ!



最近は個人船でも乗り合い船でもテンヤで狙う人は少なくなり

ほとんどの釣り人はエギやスッテなどで狙っている。


釣り方は オモリを底から離さないように小刻みに竿先を叩き

時折ふわっと竿先を大きく持ち上げてタコにアピールする。


テンヤでは針に掛からなかった小型のタコも

エギのカンナには足一本で触っただけで掛かるようになり

ライトなタックルでタコ釣りを楽しめるようになってきている。



浅場では ワカメのアタリ?が連発。



茎やめかぶ、根っこに石まで付いているので

重いこと重いこと

5kgの大ダコかと思ったら

巨大ワカメが海中からゆら〜



たくさん乗っている遊漁船の釣り客もタコを揚げている様子はない。


またワカメが掛かったんかよ〜と思っていたら



タコだった。

えさにありつけていないのか、足は細く長かった。

時合いなのかポイントがよかったのか 連発。



海亀氏 特製タコ飯 絶品です



レシピはこちら



どうやら今日は水深20mほどのラインでアタリが出ているようだ。



両足?にしっかりフッキング


サイズ釣れるサイズは300〜500g

大ダコは何処へ



シーズン初期ではあるが

すでに大型遊漁船4〜5隻、プレジャー30隻。

本格的に釣れるようになると休日凪ならこの10倍の船が出てくる。


海亀氏 仕掛けをスッテに変えると 

いきなり大ダコ デカッ!!



あとで体重測定すると



内蔵抜きで2.4kgあった。

3kg近い大物であった。


底を引きずるような釣り方なので

スッテのカンナがどうしても石や根に掛かってしまう。 



バッタもののコウイカスッテ

カンナは柔らかく根に掛かると伸びて外れる。


一流釣具メーカーのコウイカスッテはカンナが硬いので

根掛かりした場合に外れなくなってラインが切れてしまうことも。



曲がったところは直せば問題なし。


アタリが出るとその周辺でパタパタっと釣れるが

ポイントを外すと 全く当たらなくなる。



目標の10杯はクリアできたが

大ダコは何処に?


天気予報では夕方から風が出るようであったが



ベタ凪。

しかし 釣れない…


タコの絶対数が少ないようで

午後からはどこを回ってもアタリすらなかった。



結局午後からはノーヒットで

数を伸ばすことができないまま 終了。



シーズン開幕直後ということで

釣れるポイントや時間帯が限られていたようだ。

まぁ一日凪で釣りできただけでもよしとせねば。



海亀氏にいただいた巨大なタコは解体してからでないと

鍋に入らなかった。



本日の釣果 マダコ 12杯